ブランド調査をベースにしたコモンズ独自のブランディング・システム。
競合とのイメージ比較から「Today:ブランドの今日」を客観的に規定するだけでなく、
ターゲットがカテゴリーに求めるブランド価値を、
顕在的に重視されていること(建前)と潜在的に重視されていること(本音)の
両側面から統計的に把握・整理をすることで、ブランドの将来あるべき姿、
すなわち「Tomorrow:ブランドの明日」まで設定することが可能です。
Brand Truthは定量調査の結果をベースにしたブランディングシステムです。
まずは、競合ブランドを含む対象カテゴリーのユーザーにWEB調査を実施します。
Brand Truthでは、ブランドを以下の5つのレイヤーで捉えた
「Brand Planet」としてポジショニングしていきます。
Brand Coreを除く4つのレイヤーは、アンケート結果に基づいて、
競合ブランドに対して優位とされた項目を採用していきます。
とあるハンバーガーショップの当時の姿はこのようにポジショニングされました。
調査から得られたカテゴリー評価とブランド評価を統計分析。
Brand Truthでは各イメージのブランド選択への影響度を「SI:顕在的重視度」と
「DI:潜在的重視度」のふたつの指標で算出します。
これはブランド選択におけるターゲットの【建前】と【本音】を明らかにしていく工程です。
ハンバーガーショップについて
ブランドファクトをSIとDIのそれぞれでランキング比較してみると・・・
SIトップの「味のおいしさ」を筆頭にSI上位項目はDIで軒並みランクダウン。
代わって「従業員の態度/教育/テキパキ」といった接客要素が大幅アップ!
ブランド選択における重要イメージがよりはっきりと見えてくる
競合も含めたブランドの現状とSIとDIのスコアを元に様々な視点での分析を重ね、
将来選ばれるブランドであるためにどのイメージを強化し、
何を新たに付加(改善)していくべきかを整理していきます。
TOPとどれくらい差がある?
プライオリティはどうつける?
競合から奪取可能?
強化・付加すべきイメージを整理したうえで、Brand Coreを規定することで、
選ばれるブランドとして目指すべきブランド像を設定します。
とあるハンバーガーショップのケースでは、下記のようにTommorowを設定しました。