ブランドに対する顧客の忠誠心(絆)のこと。
「他社から同様の商品や多少安い商品がでたとしても、そのブランドを買い続ける」といった消費者行動の理由としてあげられるもののことです。
ブランドロイヤリティを図る手段として、一般的には、顧客の行動履歴(購入金額・頻度など)で計測する事が多いのですが、そうすると高ロイヤリティ層の中にいるスイッチャー予備軍(そのブランドを好きではないが、他に代替品がなかったから購入した、または、たまたま割引をしていたので買ったという顧客層)も含まれてしまいます。
これを避けるためコモンズ・コンサルティング・パートナーズでは、主にブランドに対する好意度・信頼度・依存度を指標化し、ポイント化する事で心理ロイヤリティを測定する事を可能にしています。
このブランドへの忠誠心が高ければ、顧客が購入する製品・サービスカテゴリー内の顧客内シェアや次回購入意向が高まる事に繋がります。
近年日本でもNPS(ネット・プロモーター・スコア)でこの心理ロイヤリティを図る企業も増えていますが、国民性として「自己主張が下手」で「他人の気持ちを慮る」事の多い日本人には、このアメリカで多く採用されているNPSスコアが有効かどうか?は疑問が残っています。