ブランド戦略(Brand Strategy)




企業が用いる戦略の一種。自社商品/サービスのブランド価値を高めて市場になくてはならない独自性を根付かせ、消費者と価値共有し、購買意欲を喚起させることで、販売活動を有利に進めるための土台づくりを 行うこと。ブランディングを効率的・効果的に推進させる活動。

ブランドとは、消費者にとっての「意味」や「価値」と定義づけられ、製品の性能や機能を超えた、消費者の「好き」といった感情的な絆によって形成されます。イノベーションや価格は常に競争にさらされますが、消費者とブランドの間にある感情的な絆はそうやすやすとは解消されません。ブランドは、「売る」を、消費者の「買う」に変換させる力となります。近年ブランド戦略がマーケティング戦略の上位戦略であると位置づけられる所以がここにあるといえるでしょう。

コモンズ・コンサルティング・パートナーズでは、ブランド戦略の根幹をなすブランドづくりをサポートいたします。

コモンズ・コンサルティング・パートナーズのプロパティである「ブランドガイドライン」において、ブランドの核となる価値「ブランドコア」、ブランドが目指すべきもの「ブランド・パーパス」を中心に、それを実証する「ベネフィット」「RTB(Reason to Believe)」「パーソナリティ」などブランドの独自性を定義するとともに、「エグゼキューション・アセット」としてブランドを想起させる要素を設定し、消費者コミュニケーションにおいて表現に磨き上げた「ワーキング・エレメント」として活用します。

また、そのプロセスにおいて、消費者の心のうちにあるブランドの「現在<いま>」と「将来あるべき姿」を探る「ブランドトゥルース調査」という調査メソッドや、ブランドに関わる人たちが一堂に会して行う「ブランディング・ワークショップ」を採り入れることで、消費者にとって意義のあるブランド設計を導き出すのに有効活用することが可能です。