「認識」「認知」「知覚」といった意味。
マーケティングでは消費者の購買意欲を支配する大きな要因とも言われる、 心の中に抱かれるイメージ。ブランド・パーセプション・ゴールとは、ブランド戦略において消費者にどんなブランドと思われたいかという認知目標。
自社のブランドが消費者にどの程度知られているかを計測するための認知率という数値指標がありますが、単に知名度だけが高くなんとなく名前やロゴが認知されているだけで、そのブランドが自分に何を提供してくれるのかその価値を感じてもらわなければ、ターゲット消費者が自分向けのブランドであるというレレバンシーを抱いて、それを買ったり利用したりしてもらうことは期待できません。
他ブランドにない、そのブランドにしか持ち得ない独自性のことをセイリエンスと言いますが、このセイリエンスを確立するためにもターゲット消費者の心の中に抱かれるパーセプションを想定し、ブランド連想させることが重要なポイントです。
コモンズ・コンサルティング・パートナーズでは、「ブランドガイドライン」において、ブランドの核となる価値「ブランドコア」、ブランドが目指すべきもの「ブランド・パーパス」を中心に、それを実証する「ベネフィット」「RTB（Reason to Believe）」「パーソナリティ」などブランドの独自性を定義するとともに、「エグゼキューション・アセット」としてブランドを想起させる要素を設定し、消費者コミュニケーションにおいて表現に磨き上げた「ワーキング・エレメント」として活用します。